奇跡の復活を遂げたおばちゃんに感動

私は身近にニートから社会復帰を遂げた人を知っています。その人は10年間鬱を患い、ニートでした。小学校の時の同級生のお母さんなのですが、今は離婚して実家の鹿児島県で暮らしています。慣れない都会暮らしの中、子供を3人育てながら頑張っていましたが旦那さんと不仲になり、鬱を発症。お母さんだけ田舎へ帰りました。その後、10年間子どもたちの育児を放棄して自分だけ逃げてしまったことを責め続けた果てに10年間引き込もり、ニート状態でしたしかし、娘が結婚して子どもを産んだことで状況が変わりました。孫ができ、このまま寝ていてはいけない、娘と孫のために生きたいと思ったことがニートから社会復帰するきっかけだったそうです。そこから、近くで働けるところを探し、知り合いのつてで仕事も手に入れようやく長い鬱、ニート生活から抜け出せました。

私は10数年ぶりにおばさんと再会し、10年間の鬱、ニートの社会復帰の話を聞きとても感動しました。ニートから社会復帰ができた要因はいくつかあると考えられます。10年もの間、おばさんを責めずに見守り続けてくれた両親。おばさんを恨まずに、「たった1人のお母さんだから」と励ましつづけた娘。また、鹿児島県の奄美大島という、偉大な自然環境がおばさんの心を少しづつ前向きな精神状態に持って行ってくれたのではないでしょうか。島の人達は、都会の人と違い、自分たちが食べる分の野菜は殆ど自給自足で作っています。親が作ったご飯が勝手に出てくる環境とは違うので、自然と畑を手伝うようになったそうです。又、広大な自然が身近にある環境に心が救われたのではないでしょうか。私はこの話を聞いた時に、鬱やニートの人はとにかく田舎で暮らせば傷が少しは癒えるのではないかと思うのです。そういった取り組みが今後があればいいと思います。